中国、無錫---Thomas無錫工場が2020年2月10日に操業を再開して以来、Thomasの主力製品であるNexusコンプレッサーの数千台が組立ラインから出荷されている。増加する引き合いと急増する注文は、ほとんどが換気装置のOEM顧客からのもので、武漢への早急な出荷が求められている。
中国国家衛生委員会が発表した新型コロナウイルス治療ガイドラインによると、独立型空気圧縮機モジュールを搭載した医療用人工呼吸器はICUで必要なものとして挙げられている。中央給気から独立型空気圧縮機モジュールに切り替える機能は、多くの間に合わせの医療センターに適合する可能性がある。
トーマスの主力製品であるネクサス・シリーズは、1976年に特許を取得した当社独自の WOB-L®ピストン技術を搭載し、中国のトップクラスの換気装置メーカーに採用されています。Nexusシリーズは、長寿命でメンテナンスの手間がかからず、動作音が静かなことで有名です。その多様なプラットフォームは、1つまたは2つのピストン、2.25インチまたは2.75インチのボア、幅広いストローク、1段または2段の圧力または真空で構成できます。また、高度なカスタマイズも可能です。同じ外殻サイズでこれらすべての機能を備えています。このため、Nexusシリーズは様々な医療用途、特にCOVID-19と戦うための人工呼吸器や酸素濃縮器において、業界のベンチマークとなっている。
3月上旬以来、ネクサス・シリーズの引き合いが急増しています。中国の人工呼吸器の顧客は、COVID-19対策に成功したスター製品をイタリア、ドイツ、そしてヨーロッパ全大陸に持ち込んだ。3月下旬には、インドから換気扇用コンプレッサーを3万3000台以上購入したいという問い合わせがありました。トーマスは、中国の無錫とアメリカのモンローにある当社のグローバルな生産能力を活用し、3ヶ月以内にすべてのコンプレッサーを納入するという大胆な提案を行いました。トーマスは最終的に、短いリードタイムで数量の立ち上げに対応する最終納品を約束し、この取引を勝ち取りました。即座に対応する能力、信頼できる納品、そして認められた品質により、当社の提案に匹敵する競合他社はありませんでした。
換気装置やO2濃縮器は、ネクサス・シリーズのCOVID-19の幅広い用途の一つに過ぎません。このThomasのフラッグシップ・モデルは消毒スプレーにも使用できる。NexusコンプレッサーでH2O2を噴霧することにより、プラスに帯電した消毒剤粒子がマイナスに接地した表面に引き寄せられるため、病院の公共エリアを消毒剤スプレーで完全にコーティングすることができます。
トーマスは、大型コンプレッサーの他に、小型の気体/液体ダイアフラムポンプも提供し、IVD分析装置OEM向けに、試薬の正確なサンプリングや注入、廃棄物の除去、針の洗浄など、包括的な流体経路ソリューションを提供している。最近、Thomas 1210液体ダイアフラムポンプは、中国の大手CLIAメーカーがヨーロッパで迅速なコロナウイルス抗体検出ソリューションを開発するのに役立ちました。この検出にはわずか15分しかかからず、1200回の検出サイクルを1時間以内に行うことができます。この中国が開発したソリューションは、最近ドイツのARD 1チャンネルとフランスのTFIテレビ局に取り上げられました。
COVID-19との闘いは全人類の大義であり、絶え間ない国境を越えた分野横断的な協力が必要です。OEMポンプブランドであるトーマスは、現在インガソール・ランド-精密・科学技術グループの傘下にあり、世界中の医療機器OEMのお客様と緊密に協力し、COVID-19との闘いにおいて世界中で新たな希望を汲み上げることをお約束します。
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