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透析は、患者の血液から過剰な老廃物を取り除く処置です。透析の種類を問わず、この処置は透析装置によって制御されます。各種のハイテク透析装置では、血液ポンプ、透析ポンプ、脱気ポンプ、各種空気圧機能向けのポンプなど、目的が異なるさまざまなタイプのポンプが使用されることがあります。トーマスは、この用途に必要なポンプとコンプレッサーがすべてそろう、ワンストップショップです。
透析は、腎臓の機能を失った末期腎不全患者の生命を維持するための治療です。透析装置は、水分、溶質、毒素を血液から除去します。透析には、半透膜を介した拡散の原理が利用されています。半透膜の一方の側に血液が流れ、もう一方の側には透析液が流れます。透析には、大きく分けて血液透析と腹膜透析の2種類があります。
腹膜透析では、腹膜を天然の半透膜として利用して、体内の血液から老廃物と水分を除去します。
血液透析では、患者の血液をポンピングして透析装置を通します。血液がファイバーを通り、透析液がファイバーの外周を流れます。患者の血液から、透析装置の中で、膜を通して尿素、クレアチニン、カリウム、余分な水分などの老廃物を除去します。一方で、血球やタンパク質などは血液中に残します。
トーマスのポンプは、特に次のようなポンプ特性に配慮して、透析装置のOEMの仕様に適合するよう設計されています。
当社の液体チューブポンプSR25シリーズは、透析液の脱気又は塩分移動に最適です。ポンプには、規制当局から医療用として承認されたチューブ素材が使われています。
SR25液体チューブポンプは、相互汚染リスクのない環境で、気体と液体の両方を処理できます。高効率、低パルスで堅牢な設計に加え、スプリング式のローラーによって最大限のチューブ寿命が確保されます。
患者に送る透析液のさまざまな流量の空気圧要件向けに、トーマスは、2250シリーズWOB-L®ピストンコンプレッサーを提供します。このピストンコンプレッサーは、マグネシウムとアルミダイキャストの構成部品が採用され、サーミスタ付きTHOMAS POWER10極3相24VブラシレスDC駆動システムを備え、低温稼動し、高効率(低消費電力)を実現します。
圧力及び真空負荷で同時に動作できるため、小型軽量でコンパクトな1つの設計でさまざまな種類の作業に対応できます。静音性(<50dB(A))で、必要な消費電力が非常に少なく(<80W(負荷時))、最大の背圧に抗してリスタート可能です。 WOB-L®ピストン2250シリーズは、システムろ過要件がどれほど厳しくても、必要な流量、圧力、真空要件に対応し、診療所環境でも在宅環境でも非常に長期間動作します。
トーマスについて
トーマス は、医療、ラボ、環境などあらゆる産業の装置メーカー向けに、組込用コンプレッサー、真空ポンプ、液体ポンプを製造するリーディングカンパニーです。
トーマスは、経験豊富な開発、技術、製造スタッフと能力により、お客様の要求仕様を満たすカスタマイズされたコンプレッサー、真空ポンプ、液体ポンプの設計、製造、販売を行っています。60年以上にわたる卓越したエンジニアリングとイノベーション、そしてグローバルな製造ネットワークに支えられたトーマスは、世界中の装置メーカーから信頼される存在となっています。
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